あの日の私と同じように、落ち込んでいるあなたへ
中学入学時、小学校からの不登校を乗り越えようと「希望」を持って門をくぐったあの日。 でも、2〜3ヶ月全力で走り続けた結果、電池が切れてまた行けなくなってしまう……。
「まだ不登校のトンネルの中にいるのだと……。一瞬でも抜けたと勘違いしてしまった自分が勝手にまた自分を追い詰めていました。」
「やっぱりダメだった」「うちの子には全日制なんて無理なんだ」 そう自分を責め、暗闇の中にいる親御さんも多いのではないでしょうか。
1. 7組(情緒級)の1年目は「嵐」のなかにいる
私が経験した1年生は、まさに試練の年でした。
- 頑張りすぎてしまった代償: リスタートの勢いでハイペースに飛ばし、力尽きてしまう。
- 学年カラーの洗礼: その時の学年によってカラーは全く違います。私の子の代はやんちゃな子が多く、毎日のように事件が起き、授業も騒がしい。そんな環境でまた学校から足が遠のき、親の私も一緒にどん底まで落ち込みました。
今の状況だけを見れば、「高校受験なんて夢のまた夢」と感じるのが当たり前だと思います。
2. 「今」はあくまで「今現在の状況」にすぎない
でも、伝えたいのは「7組の子は、3年間で大きく成長する」ということです。 1年生の時に朝起きられなかった子が、3年生では自分の足で学校へ向かうようになる。 1年生の時に勉強に背を向けていた子が、3年生で自分の進路のために机に向かい始める。
入学したときとは別人のような成長を、親も、そして周りの大人も感じられる日が必ず来ます。今の「動けない姿」は、その成長のためにエネルギーを蓄えている時間なのかもしれません。
3. 「通信制しかない」と決めつける前に
学校の先生は、今の状況を見て「通信制」を勧めてくるかもしれません。 もちろん、通信制も立派な選択肢の一つです。でも、「全日制は無理だから」と消去法で選ぶのと、納得して選ぶのは違います。
「今は行けそうにない」は、3年後の「行けない」ではありません。 3年生になってお子さんが「挑戦したい」と言ったとき、親が「準備してあるよ」と言えるように。
信じて待つための「武器」を持とう
親にできることは、今の子どもを否定することではなく、3年後の成長した姿を信じて、選択肢を広げておくことです。 具体的なデータや仕組みを知ることで、親の不安は少しずつ「覚悟」に変わります。
次回の記事では、私がそんな絶望の中で出会った「卒業生」たちの話、そして情報収集が加速した2年の11月の転機についてお話しします。

