[実録]特別支援学級の子の塾選び|集団塾を選ばなかった理由と個別塾の落とし穴

【実録】受験体験記

■ 最初に検討したのは集団塾

最初に検討したのは集団塾でした。
集団塾には良いところもあります。

  • まわりと刺激し合える
  • 学校では習わない解き方を教えてくれる
  • 受験モードに入りやすい

ただ、デメリットもありました。
集団で進むため、わからなくても立ち止まってくれない のです。

  • 集団が苦手な子
  • 学習が安定しにくい子には負担が大きくなりやすい環境です。

わが家の場合、最初に受けた入塾テストで基準に届かず、
その時点でその塾は選択肢から外れました。
そして、
「集団でのスピードについていけるか」
「環境が刺激になりすぎないか」
という点を考えると、他の集団塾も候補には入れませんでした。
そのため、次の選択肢として個別塾を検討することにしました。

■ 個別塾へ変更

次に選んだのは駅前の個別塾でした。
「個別」と書いてあっても、実際は 2対1 の形式です。
入塾前のカウンセリングでは、

  • 特別支援学級(情緒)であること
  • 知的には問題がないことを伝え、理解してもらったつもりでした。

■ 個別塾を選んだ決め手

個別を最終的に選んだ理由は、
カウンセリングの時点で担当者の理解があり、雰囲気もよく「ここなら任せてもよい」と感じたからです。
見学にも行き、子ども自身も「ここなら通えそう」と感じていたため、
安心して入塾を決めました。

■ “隠れていた問題”

通い始めてしばらくすると、
カウンセリングの段階では見えなかった特性ゆえの課題がいくつか見えてきました。
駅前の狭い教室では、仕切り越しにいろいろな声が聞こえてしまい、聴覚が敏感な子にとっては集中が途切れやすい環境でした。
また、個別といっても先生1人に生徒2人という形式が多く、質問したいときにすぐ聞けないことも負担につながりました。
そして、「特別支援級(情緒)」という名前が、学力や知的面の支援と誤解されてしまうこともあり、説明の難しさを感じる場面もありました。

■続けられなかった理由①

【認識の違いと誤解】
駅前の教室はとても狭く、薄い仕切りの向こう側に他の生徒や先生の声がそのまま聞こえてきます。
聴覚過敏のある子や刺激に敏感な子にはつらい環境で、わが家もまさにその状況でした。
周囲の声が気になり、集中が続かない日が増えていきました。
さらに、2対1の形式では、

質問しづらい雰囲気がある
といった点も負担となり、環境面での難しさが積み重なっていきました。

宿題の丸つけを授業中に行う

■ 続けられなかった理由②

【教室環境が合わなかった】
駅前の教室はとても狭く、
薄い仕切りの向こう側に他の生徒や先生の声がそのまま聞こえてきます。
聴覚過敏のある子や、刺激に敏感な子にはつらい環境 です。
わが家もまさにそれで、
周囲の声が気になり、集中が続かない状況が増えていきました。
さらに、2対1の形式のため、

  • 宿題の丸つけを授業中に行う
  • 質問しづらい雰囲気がある
    という点も負担になりました

■主治医からの指摘

(※カウンセリング段階では表に出なかった問題)
これらの違和感について主治医に相談したところ、
「特別支援学級の“情緒”を、知的な支援が必要だと誤解されている可能性がある」
という見解がありました。
確かに、カウンセリングの段階では表に出なかった問題で、
一般の方には分かりにくい部分でもあります。
この指摘を受け、改めて塾側に説明したところ、
担当が変わり改善された部分もありました。

■ 最終的に塾をやめた理由

改善はあったものの、

  • 教室環境が合わない
  • 刺激が多く集中できない
  • 質問しづらい
  • 授業の進度が極端に遅い
    という負担は大きく、
    最終的には塾に通うことを断念しました。

■ 経験から感じたこと

今回の経験を通して強く感じたのは、
実際に見学をしていても、通い始めて初めて見えてくる問題がある
という現実もありました。
だからこそ、塾を選ぶときには、

  • わが子の特性をしっかり理解してもらえるか
  • その特性に合った対応ができる人がいるか
  • 子どもが安心して学べる環境か

この3つを丁寧に確認することがとても大切だと感じました。
特性のある子の場合、
「理解してくれる場所」や「理解してくれる人がいる場所」 を選ぶことが、
何よりのポイントになると思います。

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